小江原ソーラー発電所
地球環境への配慮。
それは決して地域を限定したものや一時的なものではなく、人類が全世界で永続的に取り組んでいかなければならないテーマです。
私たちアダチ産業株式会社は、「ECO」活動の取り組みとして、太陽光発電の普及促進を通し、「地球環境への負荷低減」に貢献していくなかで、「小江原ソーラー発電所」の運転を開始しました。
太陽光発電のメリットとは…
- 発電時にCO2を排出しないクリーンなエネルギー。
- 無限の国産エネルギーであり、枯渇する心配がない。
太陽光発電のデメリットとは…
- 夜間は発電できず、雨や曇りの日も発電量が少なくなるなど、天候に左右されやすく、出力のコントロールが難しい。
- エネルギー密度が低く、火力・原子力と同じ電力量を得ようとすると広大な面積が必要。
太陽光発電のしくみ
太陽の光エネルギーを電気に変えるエネルギー変換器「太陽電池」を使った発電方法です。「太陽電池」は電気的な性質の異なる2種類の半導体を重ね合わせたもので、太陽の光が当たると電気が発生します。
主な施設機器
設備概要
発電所名 | 小江原ソーラー発電所 |
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敷地面積 | 約13,000㎡ |
出力 | 928kW |
運転方法 | 全自動無人運転 (アダチ産業(株)本社にて遠隔監視) |
連携先 | 九州電力㈱富士見SS 小江原線 |
太陽光パネル枚数 | 5,800枚 |
推定発電電力量 | 1,249,310kWh |
太陽電池 | CIS太陽電池モジュール (SF160-S) |
直流/交流変換装置 (PCS) |
490kW級トランスレス方式 2台 |
変圧器 | 容量 3φ500kVA 2台 |
運転開始 | 平成25年11月28日 |
発電所なるほど情報
Q1.太陽光発電量は?
小江原ソーラー発電所の発電出力は「928kW」です。
たて約1.2m×よこ約1.0mの太陽電池パネル5,800枚を使って発電しています。これは、家庭用電気約221戸分に当たります。(季節や時刻、天候によって異なります)
【小江原ソーラー発電所の年間PV出力電力量】
◎PV出力電力量 1,249,310 kWh
太陽光発電協会試算
(表示に関する業界自主ルール[平成22年度])
Q2.天候により発電量はどれくらい変化するの?
太陽光発電の出力は、天候等によって大きく変動し、晴天の日に比べ、曇りや雨天時の発電量は大幅に減ります。
Q3.CIS太陽電池モジュールって?
CIS太陽電池モジュールは、主成分に銅、インジウム、セレンを用いており、その頭文字をとってCISと呼ばれています。このCISパネルは黒を基調としたデザイン性も評価されており、なぜ黒く見えるかというと、いろいろな光を吸収しているから。 (青く見えるものは、青い光を吸収せずに反射しているから、青く見えるのです。)
つまり黒いパネルは、従来の結晶型ソーラーパネルよりも幅広い波長を無駄なく吸収することができるんです。
◎発電効率のよい日射角度
太陽電池パネルの最適角度は、緯度によって異なりますが、北半球では南に行くほど角度が低くなり、発電量は増えます。
小江原ソーラー発電所では、敷地面積や経済性などを考慮して傾斜角15度(平坦部)、29度(法面部)を採用しております。
小江原ソーラー発電所へのご案内
交通 | 長崎バス 式見、相川方面行きに乗車 「長崎市運動公園前」下車 徒歩約5分 |
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所在地 | 長崎市小江原3丁目33 |
連絡先 | 小江原ソーラー発電所 〒851-1132 長崎市小江原3丁目33 TEL.095-821-7611 |